X(旧Twitter)サークルと鍵垢アカウントの違いを解説

X(旧Twitter)にサークル機能が登場

2022年8月末、X(旧Twitter)に「サークル」という新機能が追加されました。

サークルとは、ポストを表示する相手を限定できる機能です。

しかし、この特徴だけを見ると「サークルは鍵垢アカウント(非公開アカウント)と同じ？」と思ってしまうかもしれません。

この記事では、サークルと鍵垢アカウントの違いについて解説します。

X(旧Twitter)サークルの見え方や相手にバレる？表示でわかるか解説

サークルと鍵垢アカウントの違いは？

サークルはポストごとに個別に公開範囲を選択できる

鍵垢アカウントにすると、全てのポストが非公開となりフォロワー以外には表示されなくなります。

一方サークルは、ポストごとに個別に公開範囲を選択することが可能です。

ポスト作成画面を開き、公開アカウントなら「全員」、非公開アカウントなら「すべてのフォロワー」のボタンをタップすると、ポストの公開範囲を決める「オーディエンスを選択」のメニューが表示されます。

「サークル」をタップしてポストを作成すれば、サークルに追加しているアカウントにしか表示されない状態で投稿できます。

サークル向けのポストは見た目も違う

サークルを利用してポストすると、以下のようにポスト本文の下にメッセージが表示されます。

ポスト一覧画面にもこのメッセージが表示されるので、どのポストがサークル向けのものなのかがすぐにわかるようになっています。

鍵垢アカウントでもサークルを利用可能

サークルは、公開アカウントでも鍵垢アカウントでも利用できる機能です。

鍵垢アカウントでサークル向けにポストすると、以下のようになります。

サークルと鍵垢アカウントはどう使い分ける？

サークルのメンバーは、お互いのフォロー状態に関係なく追加することが可能です。

完全非公開の鍵垢アカウントとは違い、フォローされていない相手にもサークル向けのポストを見せることができるので、非公開でフォロワー外の人とやり取りできます。

フォロワーのみに向けて非公開ポストがしたい場合は鍵垢アカウント、フォロワー以外の人とも非公開のやり取りがしたい場合はサークルを使うと良いでしょう。

鍵垢アカウントを別で管理する必要がなくなる可能性も

これまで公開アカウントのフォロワーのうち特定の人だけにポストを公開するために、別で鍵垢アカウントを用意していた人もいるでしょう。

公開アカウントとは別に鍵垢アカウントを使い分ける場合、まず鍵垢アカウントを作成し、フォロワーを招待してフォローしてもらう、という手順を踏む必要があります。

しかし今後はサークルを使えば、複数のアカウントを持たずに公開ポストも限定公開のポストもすることが可能です。

サークルの利用がおすすめな人は？

すでに鍵垢アカウントを持っている方のなかには、「サークルを使う必要性を感じない」という意見も出ているようです。

たしかに、上記のように新しく鍵垢アカウントを用意する場合はサークルを使った方が便利ですが、すでに鍵垢アカウントを利用している人にとってはメリットはあまりないかもしれません。

しかし、「鍵垢アカウントに切り替えるのを忘れてしまって、公開アカウントでポストしたまま気がつかない」ということが多い方はサークルの利用がおすすめです。

サークルを利用した場合、ポスト本文の下に緑色のボックスが表示されてサークル向けのポストであることがはっきりとわかるようになっています。

そのため、鍵垢アカウントと切り替えてポストするよりも「うっかり公開でポストしたまま長時間経ってしまった」という事態を防ぎやすいでしょう。

鍵垢アカウントと公開アカウントをいちいち切り替えるのが面倒な人や、公開アカウントだけを持ちたい人にはサークルの利用がおすすめです。

この記事の情報更新履歴：

2023年8月16日：X(旧Twitte)の名称を修正、X(旧Twitte)のUI変更のため画像を修正

お役立ちリンク：twitter公式ヘルプセンター

画像引用元&出典：twitter

本ページの情報は2023年8月16日時点の情報です。最新の情報については必ず各サービスの公式サイトご確認ください。