楽天モバイルの契約者数は700万以上。最新シェアや推移は？

楽天モバイルの契約者数やシェアは？

もともとMVNOで大手キャリアから回線を借りていた立場にありましたが、2019年からMNOとしてサービス提供を開始しています。

本記事では楽天モバイルの契約者数やシェアについて解説します。記事の内容をまとめると以下の通りです。

• 楽天モバイルの契約回線数は2024年6月時点で700万回線以上
• 楽天モバイルの最新市場シェア率は2024年6月時点で約3.19%

楽天モバイルの契約数は2024年6月時点で700万回線を突破

2024年6月に発表されたデータによると、楽天モバイルの契約者数は700万回線以上です。

• 楽天モバイル公式サイトの画面上にも、Thank You 700万回線というメッセージが掲げられていました。

画像引用元：楽天モバイル

楽天モバイルの契約回線数の推移は？

楽天モバイルの契約回線数は、月1GBまでのデータ使用量が無料だったRakuten UN-LIMIT Ⅵプランの提供終了にともなって一度減少傾向にありました。

• 2024年6月：700万回線以上
• 2024年4月：650万回線以上
• 2022年9月：518万件
• 2022年6月：568万人

上記はMVNOの楽天モバイル回線サービスは含まず、MNOとして提供されている契約のみとなります。

一旦契約回線数が落ち込んだ後もプラチナバンドの提供開始や、お得なキャンペーンの開催が続き契約回線数は2024年現在増加傾向にあります。

楽天モバイルの市場シェアは2024年6月時点で2.2%

楽天モバイルの最新市場シェア率は2024年6月時点で約3.19%と、大手携帯事業者3社と比べると、シェアはまだまだ少ない印象です。

2024年現在日本の人口の2倍近くのモバイル回線が日本国内で契約され使用されています。

• 携帯回線全体の契約数：2億1888万回線
• 楽天モバイルの契約数：700万回線

ただし、今後の成長次第では、楽天モバイルのシェアが増える可能性も大いにあるでしょう。

楽天モバイルと他の携帯会社の契約者数比較

他のキャリア（MNO）との契約者数比較

他のキャリアの契約者数と楽天モバイルの契約者数の比較は以下の通りです。

• ドコモ：8,600万件（2022年12月）
• au：6,300万件（2022年12月）
• ソフトバンク：5,000万件（2022年9月）
• 楽天モバイル：700万件（2024年6月）

契約者数が1番多いキャリアはNTTドコモで8,600万件です。

2番目はau、3番目はソフトバンクで、どちらも5,000万件以上の契約者数を誇ります。

楽天モバイルは700万件程度と少なくも見えますが、サービス開始から3年程度と考えると急成長と言える数値です。

ahamo・povo・LINEMOとの契約者数比較

次に、ahamo・povo・LINEMOとの契約者数を比較してみましょう。

• ahamo：500万件付近（2023年6月）
• povo2.0：120万件以上（2022年5月）
• LINEMO：50万件以下(2021年8月)
• 楽天モバイル：700万件（2023年5月）

※ahamo、povo、LINEMOともに明確な数値が発表されているわけではなく、曖昧な表記のものが多くなっています

大手キャリアのサブブランドと楽天モバイルの契約者数を比較すると、楽天モバイルが1番多いことがわかります。

1番契約者数が多いahamoとも大きな差をつけているため、格安スマホ回線に興味がある場合は楽天モバイルが選ばれやすいともいえます。

他のMVNOとの契約者数比較

最後に、他の主要なMVNOとの契約者数を比較してみましょう。

• mineo：126万件（2023年3月）
• OCNモバイル：197万件（2023年3月）
• IIJmio：320万件（2023年3月）
• 楽天モバイル：700万件（2024年6月）

MVNOで最も契約者が多いのはIIJmioですが、楽天モバイルの契約者数はその約2倍です。

つまり、MVNOを契約しようと考えている人より、楽天モバイルを契約しようとする人の方が多かったともいえるでしょう。

楽天モバイルの契約者数や格安スマホと比べると一番多い

楽天モバイルの契約者数は、ドコモ・au・ソフトバンクと比べるとまだまだ少ないです。

ただし、ahamo等大手キャリアのサブブランドや、MVNOの契約者数と比べると、それぞれ2倍ほど多い数値が出ています。

他の格安SIMに比べて、楽天モバイルのプランに魅力があるからこその結果でしょう。

本ページの情報は2024年6月29日時点の情報です。最新の情報については必ず各サービスの公式サイトご確認ください。