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povo2.0の長期利用ユーザーが解説!
目次
povoは2021年9月にはpovo 2.0として大きくリニューアルし、そのユニークな料金プランが注目されています。
povo 2.0の料金プランの特徴は、基本料金が0円で、ユーザーが用途に応じたトッピングを追加して、自分にぴったりな料金プランができあがることです。
料金プランの価格が従来の料金プランと比べると大幅に安くなりますが、なぜそのような安い価格を実現できるのでしょうか?
当記事では、以下のトピックについて解説します。
他社からpovoへ乗換&対象トッピング購入でau Pay残高最大10,000円相当還元!
\povoは月額基本料0円/
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以下の価格はすべて税込です。
povo 2.0の料金プランは基本料金が0円で、データ通信容量や通話オプションなどを必要な分だけトッピングで追加します。
支払いが必要なのは、追加したトッピングの料金分だけです。
利用量が少ない人は小容量で少額のプランになりますし、たくさん利用する人は大容量をリーズナブルな価格で利用できます。
しかも、速度もエリアも品質もauと同等で、5Gも使えて安定した通信が行えます。
次に具体的な利用例を挙げて、auの従来の料金プランと比較してみましょう。
povo 2.0のデータトッピング(3GB、20GB)は、正確には30日の有効期間ですが、便宜上1ヶ月として計算しています。
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povo 2.0で毎月のトッピングを、データ追加20GB(2,700円)と5分以内通話かけ放題(550円)にすると、月額3,250円です。
これをauの従来の料金プラン「使い放題MAX 5G」で利用する場合は、次のようになります。
基本料金(データ無制限) 7,238円
通話定額ライト2 880円
合計 8,118円
割引なしだと約2.5倍の差になります。
割引をすべて適用した場合(-2,310円)でも5,808円と約1.8倍です。
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povo 2.0で毎月のトッピングをデータ追加3GB、通話トッピングなしにした場合は月額990円です。
これをauの従来の料金プラン「スマホミニプラン5G/4G」で利用する場合は、2GB超~3GBの料金が適用されます。
割引なしだと5,665円で、約5.7倍です。
割引をすべて適用した場合(-1,287円)でも4,378円と約4.4倍の差があります。
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auと同等の品質であるにもかかわらず、povoが安い理由は次のようなものが考えられます。
povoの申し込みや各種手続きは、すべてオンラインでの受付です。
オンライン専用にすることで店舗にかかる経費や人件費を抑えることができ、低価格を実現しています。
povoの料金プランは、当初は現在のpovo1.0のプランでスタートしました。
2021年9月に大幅な改訂が行われ、現在のpovo 2.0になります。
povo 2.0では、必要な分だけトッピングを追加すれば良いので、必要以上の料金を払う必要がありません。
それにより、ユーザーが負担する金額は小さくなります。
povoではauの従来の料金プランで利用できたサービスや割引が利用できなくなりました。
サービスや割引を削減して、経費を下げることで価格が抑えられます。
従来の料金プランで利用できて、povoでは利用できないサービスや割引には主に次のものがあります。
povoには、携帯電話用のメールアドレスを利用できるキャリアメールのサービスはありません。
ただし、2021年12月からドコモ、au、ソフトバンクの大手キャリア3社では、キャリアメールの持ち運びサービスを開始しました。
月額330円(ソフトバンクは月額330円か年額3,300円を選択)で利用できますので、現在のメールアドレスを引き続き利用したいという方は、利用されると良いでしょう。
「家族割プラス」は、一定の範囲内の家族がみんなでauを利用することで、各回線の料金が最大1,100円割り引かれる割引サービスです。
povo 2.0の回線は、この「新みんな家族割」の対象外で、回線数カウントの対象にもなりません。
ただし、povo1.0は、回線数カウントの対象になりますが、割引はありません。
povoでは、auショップでの対面のサポートは行っておらず、サポートが必要な場合は原則としてチャットによる対応となります。
ドコモのahamo(アハモ)のような店頭での有償サポートは行っていません。
povoでは端末の販売を行っていません。
SIMフリーの端末を購入するか、最近ではキャリア版の端末を回線契約なしで購入することもできるので、そちらを利用しましょう。
その他のpovoのサービス等の対応状況については下記のページで確認できます。
povo 1.0は<povo公式サイト>プラン詳細(povo1.0)の「povoサービスの詳細」から、
povo 2.0は、以下の公式サイトより確認できます。
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povoのような安い料金プランの登場は利用者にとってはとてもありがたいことです。
一方、KDDIにとっては高い料金で利用してもらえる方がありがたいでしょう。
では、なぜこのようなプランが導入されたのでしょうか?
それには次のような背景があります。
2020年9月に菅義偉政権が誕生し、携帯料金の引き下げも公約に掲げられます。
菅氏は、官房長官時代には「携帯料金は4割引き下げる余地がある」と発言するなど、携帯料金の引き下げに非常に熱心でした。
大手3社による市場占有が長く続いたため、携帯電話料金は下がらず、国際的にも高い水準にあったことが問題視されます。
各社とも高い営業利益を出しており、儲けすぎだとの批判もありました。
携帯電話事業は国から免許を受けて行うため、政府の方針をないがしろにするわけにもいかず、各社は料金引き下げに動くことになります。
まずは、KDDI、ソフトバンクがサブブランドの料金引き下げで対応します。
それに対して、サブブランドを持たないドコモはメインブランドにオンライン専用プランのahamoの導入を発表しました。
さらに、ソフトバンクはahamoに対抗するような形で、「SoftBank on LINE」(現在のLINEMOスマホプラン)を発表します。
続いてKDDIも「povo(現在のpovo1.0)」を発表しました。
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2020年4月には第4のキャリアとして、楽天モバイルが携帯電話のサービスを開始しました。
データ通信容量が無制限で月額2,980円(税込3,278円)という格安な価格だけでなく、1年間無料という衝撃的なキャンペーンを携えての参入です。
さらに、楽天モバイルは大手3社のオンライン専用プランに対抗して段階制の料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」を導入します。
1GBまで0円、1~3GB1,078円、3~20GB2,178円、20GB~3,278円とライトユーザーにとっても、ありがたいプランです。
2022年7月からは、「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」が提供開始されたことで、1GBまで0円は廃止されてしまいましたが、3GBまで1,078円で20GB〜でも使い放題3,278円というのは魅力的です。
さらに、2023年6月からは新プラン「Rakuten最強プラン」が提供開始され、パートナーエリアでの制限が撤廃されました。
競合が増えて競争が激しくなると、KDDIとしても何らかの対策が必要になります。
povoのスタート当初の料金プランは現在のpovo1.0(データ20GB月額2,728円)のみでした。
povo 2.0のデータトッピングを1GB~150GBまで5段階にしてライトユーザーからヘビーユーザーまでのさまざまなニーズに応える「Rakuten UN-LIMIT VI」を意識したものだと考えられます。
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povoの料金が安いのは、以上のような理由や背景があるためです。
通信品質に関しては従来の料金プランと同等のサービスを供しながら、余分なサービスはそぎ落としてコストを抑えています。
また、価格を一律にするとライトユーザーは余分な料金を払うことになりますが、トッピング方式にすることで必要な分だけの支払いで済みます。
ユーザーのニーズに合わせた適正な課金をする料金プランと言えるでしょう。
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この記事の情報更新履歴:
2023年6月13日:au・楽天モバイルのプラン名・プラン内容修正
本ページの情報は2023年7月29日時点の情報です。最新の情報については必ず各サービスの公式サイトご確認ください。
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アプリポ編集部
アプリポ編集部では、スマホやアプリ、ネット回線/VPN等のオンラインツールを上手に活用するためのTipsを提供するコンテンツ制作を行っています。ネット回線速度の投稿型サイト「回線ちぇっく」を開発・運営や、LINEMOやpovo等の格安SIM回線各社やVPN等のサービスを実際に契約し、随時記事コンテンツをアップデートし続けています。
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法人番号 | 4100001034520 |
代表取締役 | 長島圭佑(Keisuke Nagashima) |
会社設立 | 2021年8月10日 |
個人事業としての創業 | 2015年7月 |
事業内容 | Webサイトの企画運営事業/Webサービス&アプリの開発&運営事業、Web受託発&マーケティング支援事業等 |
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