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【2023年3月更新】
2022年9月に発売されたiPhone 14/iPhone 14 Proシリーズは、いずれのモデルも5G/4G(LTE)の両方の通信規格に対応しています。
大都市圏や市街地を中心に近年通信可能なエリアが広がりつつある5Gですが、Sub6より高速な通信が可能なミリ波が混雑エリアや人口集中地域で高速で大容量なデータ通信に有利な技術として注目されています。
当記事では以下について解説します。
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結論から言うと、日本国内で販売されるiPhone 14/iPhone 14 Proの全機種は、
となっています。
ミリ波には残念ながら非対応ですが、Sub6の5Gには対応しており、4G(LTE)と比べて高速で大容量な通信が可能です。
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5Gは世界共通の次世代型モバイル通信規格として各国で展開していますが、国や地域によって人口の集中度合いや都市の構造、文化が異なることから、普及の進み方は異なります。
iPhone 14/iPhone 14 ProシリーズでSub6に加えてミリ波のバンドに対応するモデルは、米国(アメリカ合衆国)とプエルトリコの2か国のみで販売される予定です。
<iPhone Mania>iPhone14シリーズ、5Gミリ波対応モデル販売は米国・プエルトリコのみ
日本国内においては、5Gのミリ波が導入されたエリアが限定的なため、ほとんどの利用者・時間帯・場所においてミリ波で通信することができません。
日本国内でも5G対応エリアが急速に広がって来ていますが、面的に5Gのエリアが展開されている部分の多くはSub6と呼ばれる周波数帯を使った5Gとなっており、ミリ波のエリアはターミナル駅や地下鉄駅など大都市圏都心部のモバイル通信重要が高く混雑するエリアに限定されています。
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iPhone 14やiPhone 14 Proを利用していてモバイルデータ通信が4G(LTE)のままで、5Gの表示にならない場合の原因は以下のような理由が考えられます。
iPhone 14各機種が対応する5GはSub6と呼ばれる周波数帯ですが、Sub6の5Gに対応しているエリアは日本国内ではまだ大都市圏や人口集中地域に偏っており、面的に広がっているわけではありません。
また、各携帯キャリアごとに5G対応エリアの整備状況は異なり、詳しくは各携帯キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル)の5Gエリアを確認する必要があります。
5G非対応エリアでは自動的に4G(LTE)の基地局に接続されるため、iPhoneのステータスバー上の表示は5Gにはなりません。
自宅や職場や学校のWi-FIや公衆Wi-Fiに接続中の場合も、iPhoneのステータスバー上の表示では5Gと表示されません。
また、Wi-Fi接続中は5Gエリア内にいても、Wi-Fiの電波で優先的にデータ通信を行います。
現在利用中のキャリアや格安SIMのプランの契約内容が4G(LTE)限定のものになっている場合は、iPhone 14/iPhone 14 Proがハードウェア上5Gに対応しているものの、5Gでの接続はできません。
利用中の携帯電話会社が5G対応のプランを提供している場合は5G対応プランに切り替えることで、5G対応エリア内であれば5G接続が可能になります。
iPhone内の設定で、5Gがオフになっている場合は、携帯キャリアのプランが5G対応かつ、5Gエリア内にいる場合でも5Gでの接続にはなりません。
iPhoneの5G通信設定がオフになっているかどうかは、「設定アプリを開く」→「モバイル通信」→「通信のオプション」で表示される設定で確認できます。
LTEにチェックが入っている場合は5Gでの接続はされません。
5Gオートにチェックが入っている場合は、5Gと4Gを通信状況に合わせて適切にiPhoneが切り替える動作となります。
5Gオンにチェックが入っている場合は、5Gエリア内にいる場合は極力5Gに接続します。
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iPhone 14各機種が対応している通信バンド(周波数帯)は日本国内で販売されるものとしては全機種で共通となっています。
バンドn1、n2、n3、n5、n7、n8、n12、n14、n20、n25、n26、n28、n29、n30、n38、n40、n41、n48、n53、n66、n70、n71、n77、n78、n79
バンド1、2、3、4、5、7、8、11、12、13、14、17、18、19、20、21、25、26、28、29、30、32、66、71
バンド34、38、39、40、41、42、46、48、53
850、900、1,700/2,100、1,900、2,100MHz
850、900、1,800、1,900MHz
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iPhone 14/iPhone 14 Proシリーズ全機種は、国内で販売された端末であれば、アップルストアや家電量販店、携帯大手キャリアショップ等、どの窓口で購入したとしても以下の携帯大手4社の4G/5Gバンドに適合し、快適な通信を行うことができます。
携帯電話会社の回線をiPhone 14の購入後に乗り換える際に、通信バンドの対応状況で困ることはありません。
ドコモの4G(LTE)回線の対応バンドは以下となります。
上記バンドのうち、ドコモ回線の4G(LTE)回線で特に広く使われているバンド(周波数帯)はBand 1、Band 3、Band 19であり、上記バンドにiPhone 14は対応しています。
田園や山林の広がる地方での利用を主に考えている場合は、特にプラチナバンドであるBand 19に対応していることは重要です。
ドコモの5G回線の対応バンドは以下となります。
ドコモの5G回線ではSub6の面的な整備が進行しており、ミリ波は限定的なエリアでの整備にとどまっています。
そのため、現時点ではSub6のn78とn79への対応が広域エリアで5Gで通信を行う際の重要なポイントとなります。
ドコモ回線の5GのSub6のバンドはn78とn79ですが、どちらのバンドにもiPhone 14は対応しています。
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auの4G(LTE)回線の対応バンドは以下となります。
Band 26はBand 18を内包しています。そのためBand 26に対応しているスマホ端末は、もれなくBand 18に対応しています。
上記バンドのうち、au回線の4G(LTE)回線で特に広く使われているバンド(周波数帯)はBand 1とBand 18、Band 26ですが、iPhone 14はそれぞれのバンドに対応しています。
auの5G回線の対応バンドは以下となります。
auの5G回線ではSub6の面的な整備が進行しており、ミリ波は限定的なエリアでの整備にとどまっています。
そのため、現時点ではSub6のn77とn78への対応が広域エリアで5Gで通信を行う際の重要ですが、どちらのバンドにもiPhone 14は対応しています。
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ソフトバンクの4G(LTE)回線の対応バンドは以下となります。
上記バンドのうち、ソフトバンク回線の4G(LTE)回線で特に広く使われているバンド(周波数帯)はBand 1、Band 3、Band 8であり、この3つのバンドに対応していること重要ですが、iPhone 14はいずれのバンドにも対応してます。
ソフトバンクの5G回線の対応バンドは以下となります。
ソフトバンクの5G回線ではSub6の面的な整備が進行しており、ミリ波は限定的なエリアでの整備にとどまっています。
そのため、現時点ではSub6のn77への対応が広域エリアで5Gで通信を行う際の重要なポイントとなります。
ソフトバンク回線の5GのSub6のバンドはn77ですが、iPhone 14はこのバンドに対応しています。
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楽天モバイルが持っている4Gのバンドは、
上記バンドのうち、楽天モバイル回線の4G(LTE)回線で広く使われているバンド(周波数帯)はBand 3とBand 18、Band 26ですが、iPhone 14はそれぞれのバンドに対応しています。
楽天モバイルの5Gの周波数帯は以下があります。
楽天モバイル回線の5GのSub6のバンドはn77ですが、このバンドにiPhone 14は対応しています。
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2022年9月にAppleはiPhone14/iPhone 14 Proシリーズを発表・発売しました。
iPhoneの最新スタンダードモデルであるiPhone 14シリーズとしては、iPhone 14と大型画面を採用したiPhone 14 Plusが発売されます。
より高スペックなiPhone 14 ProやiPhone 14 Pro Maxの主なスペックは以下の通りです。
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本ページの情報は2023年3月15日時点の情報です。最新の情報については必ず各サービスの公式サイトご確認ください。
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長島 圭佑 / Keisuke Nagashima
「株式会社七変化(7henge, inc.」の代表取締役。スマホやアプリ、ネット回線/VPN等のオンラインツールを上手に活用するためのTipsを提供するWebサイト「アプリポ」を運営しています。他にもネット回線速度の投稿型サイト「回線ポスト」を開発・運営し、投稿データの統計値をコンテンツ制作に役立てています。また、LINEMOやpovo等の格安SIM回線各社やVPN等のサービスを実際に契約し、随時快適性や機能性を評価しています。
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会社名 | 株式会社七変化(7henge, inc.) 会社概要 |
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法人番号 | 4100001034520 |
代表取締役 | 長島圭佑(Keisuke Nagashima) |
会社設立 | 2021年8月10日 |
個人事業としての創業 | 2015年7月 |
事業内容 | Webサイトの企画運営事業/Webサービス&アプリの開発&運営事業、Web受託発&マーケティング支援事業等 |
本店事務所所在地 | 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-12-1 渋谷マークシティW22階 |
資本金 | 100万円 |
株主 | 発行株式の100%を代表取締役が保有 |
問い合わせ先 | お問い合わせフォーム メール連絡先:contact@7-henge.co.jp 電話連絡先:070-8490-6724 ※営業のお電話はお断りします。お問い合わせフォームよりご連絡ください。 |
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